VBAでテーブルデータを抽出するためのサブルーチン「tableValue」

VBAのIE(InternetExplorer)制御に便利なサブルーチンを紹介しています。

「tableValueサブルーチン」の詳しい説明は以下よりご確認ください。
tableデータ抽出「tableValue」の解説

Function tableValue(objIE As InternetExplorer, _
                    tagStr As String, _
                    row As Integer, _
                    col As Integer) As String
                    
    Dim objtag As Object

    For Each objtag In objIE.document.getElementsByTagName("table")

        With objtag
        
            If InStr(.outerHTML, tagStr) > 0 Then

                tableValue = .Rows(row).Cells(col).innerText
        Exit For
            
            End If
            
        End With

    Next

End Function
引数名データ型内容値の事例初期値省略
objIEInternetExplorerIEオブジェクトobjIE,objIE2×
tagStrStringtableタグ内の一意のキーワード文字列"URL"×
rowIntegertableの抽出したい行番号(0から)2×
colIntegertableの抽出したい列番号(0から)2×
tableValue("IEオブジェクト","tableタグ内の一意のキーワード文字列","tableの抽出したい行番号(0から)","tableの抽出したい列番号(0から)")

こちらは、全て必須項目となります。
「objIE」はオブジェクトを入力します。
「tagStr」には、tableタグに含まれる一意のキーワード文字列を入力します。「一意のキーワード」とはそこでしか使われていない文字列のことです。
探すポイントとしては、まずid属性が設定されているか確認してください。id属性は一意の属性ですので、こちらが設定されていれば簡単に取得できます。
d属性がない場合は、name属性・class属性で一意のキーワードがないか確認していきます。
「row」には、tableの抽出したい行番号(0から)を入力します。
「col」には、tableの抽出したい列番号(0から)を入力します。