VBAのWindowDeactivateイベント
こちらでは、エクセルVBAのWindowDeactivateイベントの解説になります。
イベントとはオブジェクトに対する処理や操作のことを言います。例えば、ワークシートをアクティブにした時に発生するWindowDeactivateイベントやセルをマウスでダブルクリックした時に発生するBeforeDoubleClickイベントなどがあります。
オブジェクト名.メソッド名
目次
WindowDeactivateイベント
WindowDeactivateイベントは、ブックのウィンドウが非アクティブになったときに発生します。
構文 | Private Sub object_WindowDeactivate(ByVal Wb As Excel.Workbook, ByVal Wn As Excel.Window) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
object | × | こちらは、必ず指定します。Application オブジェクトまたは Workbook オブジェクトを指定します。 |
Wb | × | こちらは、必ず指定します。Application オブジェクトのイベントの場合だけ使用します。非アクティブにするウィンドウを表示するブックを指定します。 |
Wn | × | こちらは、必ず指定します。アクティブにするウィンドウを指定します。 |
次の使用例は、ブックが非アクティブにされるとウィンドウを最小化します。
Private Sub Workbook_WindowDeactivate(ByVal Wn As Excel.Window)
Wn.WindowState = xlMinimized
End Sub
立山 秀利
プログラミング初心者でもわかりやすいExcel VBAの入門書です。本書では、他言語でのプログラミング経験がない初心者でもVBAプログラミングが理解できるよう、重要な機能に焦点をしぼって、VBAのポイントとなるオブジェクトや演算子、条件分岐、ループ、変数、関数などにをやさしく解説しました。「計算ドリル」「販売管理」といったアプリケーションを作りながら、楽しくVBAを学べます。