VBAのDDEInitiateメソッド
こちらでは、エクセルVBAのDDEInitiateメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
目次
DDEInitiateメソッド
DDEInitiateメソッドは、アプリケーションへの DDE チャネルを開きます。
expression.DDEInitiate(App, Topic)
expression 省略可能です。Application オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
App 必ず指定します。文字列型 (String) の値を使用します。アプリケーションの名前を示す文字列を指定します。
Topic 必ず指定します。文字列型 (String) の値を使用します。アプリケーション内の、チャネルを開く要素を示す文字列を指定します。通常は、そのアプリケーションの文書を指定します
チャネルを開くことに成功すると、DDEInitiate メソッドは開いたチャネルの番号を返します。この番号は、以降 DDE 関数でそのチャネルを指定するときに使われます。
次の使用例は、Word へのチャネルを開き、Formletr.doc という Word 文書を開いて、WordBasic に FilePrint コマンドを送ります。
channelNumber = Application.DDEInitiate( _
app:="WinWord", _
topic:="C:\WINWORD\FORMLETR.DOC")
Application.DDEExecute channelNumber, "[FILEPRINT]"
Application.DDETerminate channelNumber
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
IEのデータ収集&自動操作のプログラミング本はこの1冊だけ!IEの起動やポップアップウィンドウ、表示を制御する基本的なコードはもちろん、テキストボックスやラジオボタン、表、ハイパーリンクなどのHTML部品を制御する方法など、自動操作に欠かせないノウハウを丁寧に解説。