VBAのIntersectメソッド
こちらでは、エクセルVBAのIntersectメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
目次
Intersectメソッド
Intersectメソッドは、複数のセル範囲の共有セル範囲を表す Range オブジェクトを返します。
expression.Intersect(Arg1, Arg2, ...)
expression 省略可能です。Application オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
Arg1, Arg2, ... 必ず指定します。セル範囲 (Range オブジェクト) の名前を指定します。複数の Range オブジェクトを指定する必要があります。
次の使用例は、シート 1 にある 2 つの名前付きセル範囲 rg1 と rg2 の共有セル範囲を選択します。共有セル範囲がない場合は、メッセージを表示します。
Worksheets("Sheet1").Activate
Set isect = Application.Intersect(Range("rg1"), Range("rg2"))
If isect Is Nothing Then
MsgBox "共通部分がありません。"
Else
isect.Select
End If
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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