AutoRecoverオブジェクト
AutoRecoverオブジェクトについての解説になります。
- Applicationオブジェクト
- AutoRecoverオブジェクト
目次
AutoRecoverオブジェクトとは
AutoRecoverオブジェクトは、ブックの自動回復機能を表します。AutoRecover オブジェクトのプロパティは、すべてのファイルをバックアップするパスと時間間隔を指定します。
AutoRecover オブジェクトを取得するには、Application オブジェクトの AutoRecover プロパティを使用します。
AutoRecover オブジェクトの Path プロパティを使用して、自動回復ファイルを保存するパスを設定します。次の使用例は、自動回復ファイルのパスをドライブ C に設定します。
Sub SetPath()
Application.AutoRecover.Path = "C:\"
End Sub
AutoRecover オブジェクトの Time プロパティを使用して、すべてのファイルをバックアップする時間間隔を設定します。メモ Time プロパティの単位は分です。
Sub SetTime()
Application.AutoRecover.Time = 5
End Sub
- AutoRecoverプロパティ
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").AutoRecover.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、AutoRecoverオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
AutoRecoverオブジェクトの親オブジェクト一覧
親オブジェクト名 | 内容 |
---|---|
Chartオブジェクト | ブック内のグラフを表します。ChartObject オブジェクトに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetオブジェクト |
AutoRecoverオブジェクトのプロパティ一覧
- AutoRecoverオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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