ErrorCheckingOptionsオブジェクト
ErrorCheckingOptionsオブジェクトについての解説になります。
- Applicationオブジェクト
- ErrorCheckingOptionsオブジェクト
- Dialog
- ErrorCheckingOptionsオブジェクト
目次
- ErrorCheckingOptionsオブジェクトとは
- シート見出しの色を設定するサンプルコード
- ErrorCheckingOptionsオブジェクトの親オブジェクト一覧
- ErrorCheckingOptionsオブジェクトのプロパティ一覧
ErrorCheckingOptionsオブジェクトとは
ErrorCheckingOptionsオブジェクトは、アプリケーションのエラー チェックのオプションを表します。
ErrorCheckingOptions オブジェクトを取得するには、Application オブジェクトの ErrorCheckingOptions プロパティを使用します。エラー チェックの各オプションに対応するインデックス番号の一覧については、Errors オブジェクトの Item プロパティを参照してください。ErrorCheckingOptions オブジェクトが取得されると、次に示す ErrorCheckingOptions オブジェクトのプロパティを使って、エラー チェックのオプションを設定できます。
- BackgroundChecking
- EmptyCellReferences
- EvaluateToError
- InconsistentFormula
- IndicatorColorIndex
- NumberAsText
- OmittedCells
- TextDate
- UnlockedFormulaCells
次の使用例は、TextDate プロパティを使用して、2 桁年のテキスト日付のエラー チェックを有効にし、メッセージを表示します。
Sub CheckTextDates()
Dim rngFormula As Range
Set rngFormula = Application.Range("A1")
Range("A1").Formula = "'00/04/23"
Application.ErrorCheckingOptions.TextDate = True
' 2 桁年のテキスト日付のエラー チェックが有効かどうか確認します。
If rngFormula.Errors.Item(xlTextDate).Value = True Then
MsgBox "2 桁年のテキスト日付のエラー チェックのオプションは有効です。"
Else
MsgBox "2 桁年のテキスト日付のエラー チェックのオプションは有効ではありません。"
End If
End Sub
- ErrorCheckingOptionsプロパティ
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").ErrorCheckingOptions.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、ErrorCheckingOptionsオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
ErrorCheckingOptionsオブジェクトの親オブジェクト一覧
親オブジェクト名 | 内容 |
---|---|
Chartオブジェクト | ブック内のグラフを表します。ChartObject オブジェクトに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetオブジェクト |
ErrorCheckingOptionsオブジェクトのプロパティ一覧
- ErrorCheckingOptionsオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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