OLEDBErrorsコレクション
OLEDBErrorsコレクションについての解説になります。
- Applicationオブジェクト
- OLEDBErrorsコレクション
- ODBCErrorオブジェクト
- OLEDBErrorsコレクション
目次
OLEDBErrorsコレクションとは
OLEDBErrorsコレクションは、OLEDBError オブジェクトのコレクションです。各 OLEDBError オブジェクトは、最新の OLE DB クエリによって返されるエラーを表します。指定された OLE DB クエリでエラーが発生しない場合、OLEDBErrors コレクションは空です。コレクション内のエラーは、OLE DB プロバイダによって生成される順番で索引付けられます。コレクションにメンバーを追加することはできません。
OLEDBErrors コレクションを取得するには、OLEDBErrors プロパティを使用します。次の使用例は、各 OLE DB エラーの説明と SqlState プロパティの値を表示します。
For Each objEr in Application.OLEDBErrors
MsgBox "発生したエラー : " & _
objEr.ErrorString & " : " & objEr.SqlState
Next objEr
単体の OLEDBError オブジェクトを取得するには、OLEDBErrors(index) プロパティを使用します。引数 index には、OLE DB エラーのインデックス番号を指定します。次の使用例は、最新の OLE DB クエリによって返された最初のエラーの説明と SqlState プロパティの値を表示します。
Set objEr = Application.OLEDBErrors(1)
MsgBox "発生したエラー : " & _
objEr.ErrorString & " : " & objEr.SqlState
- OLEDBErrorsプロパティ
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").OLEDBErrors.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、OLEDBErrorsオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
OLEDBErrorsオブジェクトの親オブジェクト一覧
親オブジェクト名 | 内容 |
---|---|
Chartオブジェクト | ブック内のグラフを表します。ChartObject オブジェクトに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetオブジェクト |
OLEDBErrorsオブジェクトのプロパティ一覧
- OLEDBErrorsオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
IEのデータ収集&自動操作のプログラミング本はこの1冊だけ!IEの起動やポップアップウィンドウ、表示を制御する基本的なコードはもちろん、テキストボックスやラジオボタン、表、ハイパーリンクなどのHTML部品を制御する方法など、自動操作に欠かせないノウハウを丁寧に解説。