RoutingSlipオブジェクト
RoutingSlipオブジェクトについての解説になります。
目次
RoutingSlipオブジェクトとは
RoutingSlipオブジェクトは、ブックの回覧先を表します。回覧先は、電子メール システムを利用してブックを回覧するときに使います。
RoutingSlip オブジェクトを取得するには、RoutingSlip プロパティを使用します。次の使用例は、作業中のブックの回覧先の回覧順序を設定します。使用方法の詳細については、RoutingSlip プロパティを参照してください。
ActiveWorkbook.HasRoutingSlip = TrueActiveWorkbook.RoutingSlip.Delivery = xlOneAfterAnother
ブックの HasRoutingSlip プロパティに True が設定されていない場合、RoutingSlip オブジェクトにアクセスすることはできません。
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").Tab.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、RoutingSlipオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
RoutingSlipオブジェクトの親オブジェクト一覧
親オブジェクト名 | 内容 |
---|---|
Chartオブジェクト | ブック内のグラフを表します。ChartObject オブジェクトに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetオブジェクト |
RoutingSlipオブジェクトのプロパティ一覧
- RoutingSlipオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
IEのデータ収集&自動操作のプログラミング本はこの1冊だけ!IEの起動やポップアップウィンドウ、表示を制御する基本的なコードはもちろん、テキストボックスやラジオボタン、表、ハイパーリンクなどのHTML部品を制御する方法など、自動操作に欠かせないノウハウを丁寧に解説。