UsedObjectsコレクション
UsedObjectsコレクションについての解説になります。
- Applicationオブジェクト
- UsedObjectsコレクション
目次
UsedObjectsコレクションとは
UsedObjectsコレクションは、ブック内で割り当てられたオブジェクトを表します。
UsedObjects コレクションを取得するには、Application オブジェクトの UsedObjects プロパティを使用します。UsedObjects コレクションを取得したら、Count プロパティを使用して、Excel アプリケーションで使用されたオブジェクトの数を調べることができます。次の使用例は、割り当てられているオブジェクトの数を調べて、通知します。次の使用例では、アプリケーションで実行された再計算が、終了前に中断されたものとします。
Sub CountUsedObjects()
MsgBox "このアプリケーションで使用されたオブジェクトの数 : " & _
Application.UsedObjects.Count
End Sub
- UsedObjectsプロパティ
シート見出しの色を設定するサンプルコード
こちらでは、シート見出しの色を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").UsedObjects.ColorIndex = 3
End Sub
実行結果
解説
こちらのマクロは、UsedObjectsオブジェクトのColorIndexプロパティを利用しています。
UsedObjectsオブジェクトの親オブジェクト一覧
親オブジェクト名 | 内容 |
---|---|
Chartオブジェクト | ブック内のグラフを表します。ChartObject オブジェクトに含まれている埋め込みグラフか、独立したグラフ シートのどちらかのグラフです。 |
Worksheetオブジェクト |
UsedObjectsオブジェクトのプロパティ一覧
- UsedObjectsオブジェクト(ColorIndexプロパティ)のプロパティ
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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