Excelブック数を取得
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こちらでは、WorkbooksコレクションのCountプロパティを利用して、開いているExcelのブック数を取得する方法について解説しています。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
はじめに
こちらでは、Countプロパティを利用した開いているExcelのブック数を取得にする方法について解説します。今回は、WorkbooksコレクションのCountプロパティを利用しますが、CountプロパティはWorkbooksコレクションオブジェクト以外でも利用されますので、どのオブジェクトで利用できるかも確認してください。
利用するプロパティについて
今回利用するプロパティは以下になります。- Countプロパティ
Countプロパティとは
WorkbooksコレクションのCountプロパティはWorkbooksコレクションに含まれるブック数を取得をします。
MsgBox関数とは
MsgBox関数はダイアログボックスにメッセージとボタンを表示し、どのボタンが押されたかを示す整数型の数値を返します。
ブック数を取得するサンプルコード
今回のVBAコードはExcelのブック数を取得するマクロになります。
Sub sample()
MsgBox "ブック数は" & Workbooks.Count & "です。"
End Sub
実行結果
解説
sampleプロシージャのSubステートメントに引数は設定されていません。そして、MsgBox関数の引数にメッセージが設定されています。メッセージの中では、WorkbooksコレクションのCountプロパティが設定されており、ブックの数を返します。最後はEndステートメントを利用してsampleプロシージャを終了させます。
まとめ
今回は、WorkbooksコレクションのCountプロパティを利用して、Excelのブック数を取得する方法について解説しました。次回は、エクセルVBAでExcelブックを保護する方法について解説します。
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