VBAのActiveCellプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのActiveCellプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
ActiveCellプロパティ
ActiveCellプロパティは、オブジェクトを返すプロパティです。最前面に表示されている、アクティブ ウィンドウまたは指定されたウィンドウでのアクティブ セル (Range オブジェクト) を返します。ウィンドウに表示されているシートがワークシートでないときは、このプロパティは失敗します。値の取得のみ可能です。
対象となるオブジェクトを指定しない場合は、アクティブ ウィンドウのアクティブ セルが返されます。アクティブ セルと選択セル範囲を混同しないように注意してください。アクティブ セルは、現在の選択セル範囲内の単一セルを指します。選択セル範囲には、複数のセルが含まれる場合がありますが、アクティブ セルはその中の 1 つだけを指します。
次に示すコードはいずれもすべて同じアクティブ セルを表しています。
ActiveCell
Application.ActiveCell
ActiveWindow.ActiveCell
Application.ActiveWindow.ActiveCell
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