VBAのChartsプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのChartsプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
Chartsプロパティ
Chartsプロパティは、作業中のブックのすべてのグラフ シートを表す Sheets コレクションを返します。値の取得のみ可能です。
expression.Charts
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
このプロパティでオブジェクト修飾子を指定しないコードを使用すると、作業中のブックのすべてのグラフ シートが返されます。
指定されたブックのすべてのグラフ シートを表す Sheets コレクションを返します。値の取得のみ可能です。
expression.Chartsexpression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
このプロパティでオブジェクト修飾子を指定しないコードを使用すると、作業中のブックのすべてのグラフ シートが返されます。
次の使用例は、グラフ 1 のタイトルの文字列を設定します。
With Charts("Chart1")
.HasTitle = True
.ChartTitle.Text = "第 1 四半期の売上高"
End With
次の使用例は、作業中のブックのすべてのグラフ シートを削除します。ActiveWorkbook.Charts.Delete次の使用例は、グラフ 1、グラフ 3、およびグラフ 5 を非表示にします。Charts(Array("Chart1", "Chart3", "Chart5")).Visible = False
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