VBAのCreatorプロパティ

こちらでは、エクセルVBAのCreatorプロパティの解説になります。

プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.プロパティ名

また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。

オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値

目次

Adjustments オブジェクト、CalloutFormat オブジェクト、ColorFormat オブジェクト、DiagramNode オブジェクト、DiagramNodeChildren コレクション オブジェクト、DiagramNodes コレクション オブジェクト、FillFormat オブジェクト、ListColumn オブジェクト、ListDataFormat オブジェクト、LineFormat オブジェクト、ListObject オブジェクト、ListObjects コレクション オブジェクト、ListRow オブジェクト、ListRows コレクション オブジェクト、PictureFormat オブジェクト、ShadowFormat オブジェクト、ShapeNode オブジェクト、ShapeNodes コレクション オブジェクト、TextEffectFormat オブジェクト、ThreeDFormat オブジェクトのCreatorプロパティ

Adjustments オブジェクト、CalloutFormat オブジェクト、ColorFormat オブジェクト、DiagramNode オブジェクト、DiagramNodeChildren コレクション オブジェクト、DiagramNodes コレクション オブジェクト、FillFormat オブジェクト、ListColumn オブジェクト、ListDataFormat オブジェクト、LineFormat オブジェクト、ListObject オブジェクト、ListObjects コレクション オブジェクト、ListRow オブジェクト、ListRows コレクション オブジェクト、PictureFormat オブジェクト、ShadowFormat オブジェクト、ShapeNode オブジェクト、ShapeNodes コレクション オブジェクト、TextEffectFormat オブジェクト、ThreeDFormat オブジェクトのCreatorプロパティは、指定されたオブジェクトを作成したアプリケーションを、32 ビットの整数値で返します。Excel で作成されたオブジェクトの場合は、文字列 XCEL を表す 16 進数の 5843454C を返します。値の取得のみ可能です。長整数型 (Long) の値を使用します。

構文expression.Creator
キーワード省略説明
expression×こちらは、必ず指定します。上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。

上記以外のオブジェクトのCreatorプロパティ

上記以外のオブジェクトのCreatorプロパティは、指定されたオブジェクトを作成したアプリケーションを、32 ビットの整数値で返します。Excel で作成されたオブジェクトの場合は、文字列 XCEL を表す 16 進数の 5843454C を返します。値の取得のみ可能です。xlCreatorCode クラスの定数を使用します。

構文expression.Creator
キーワード省略説明
expression×こちらは、必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。

Creator プロパティは、Macintosh 版 Excel でのみ使用できます。Macintosh では各アプリケーションに 4 文字のシグネチャが定められています。たとえば、Excel のシグネチャは XCEL です。
次の使用例は、Excel ブックを作成したアプリケーションに関するメッセージを表示します。


Sub FindCreator()

    Dim myObject As Excel.Workbook
    Set myObject = ActiveWorkbook
    If myObject.Creator = &h5843454c Then
        MsgBox "これは Excel のオブジェクトです。"
    Else
        MsgBox "これは Excel のオブジェクトではありません。"
    End If

End Sub

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