VBAのLineStyleプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのLineStyleプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
LineStyleプロパティ
LineStyleプロパティは、罫線または輪郭線の種類を設定します。値の取得および設定が可能です。XlLineStyle クラスの定数を使用します。
構文 | expression.LineStyle | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
XlLineStyle クラスの定数
定数 | 内容 |
---|---|
xlContinuous | |
xlDash | |
xlDashDot | |
xlDashDotDot | |
xlDot | |
xlDouble | |
xlSlantDashDot | |
xlLineStyleNone |
次の使用例は、グラフ 1 のグラフ エリアおよびプロット エリアに輪郭線を設定します。
With Charts("Chart1")
.ChartArea.Border.LineStyle = xlDashDot
With .PlotArea.Border
.LineStyle = xlDashDotDot
.Weight = xlThick
End With
End With
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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