VBAのMailSessionプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのMailSessionプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
MailSessionプロパティ
MailSessionプロパティは、アクティブな MAPI メール セッションがあるときは、そのセッションの番号を 16 進数の文字列として返します。セッションがないときは、Null 値を返します。値の取得のみ可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。
このプロパティは、Excel で確立されたメール セッションにだけ使用できます。Mail のメール セッション番号は返されません。PowerTalk メール システムでは、このプロパティを使用できません。次の使用例は、確立済みのメール セッションがあれば、そのセッションを終了します。
If Not IsNull(Application.MailSession) Then Application.MailLogoff
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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