VBAのMaxIterationsプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのMaxIterationsプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
MaxIterationsプロパティ
MaxIterationsプロパティは、Excel が循環参照を解決したときの、最大反復回数を設定します。値の取得および設定が可能です。長整数型 (Long) の値を使用します。
Excel の循環参照解決時の反復計算で適用される変化の最大値は、MaxChange プロパティで設定します。
次の使用例は、最大反復回数を 1000 に設定します。
Application.MaxIterations = 1000
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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