VBAのRecordRelativeプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのRecordRelativeプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
RecordRelativeプロパティ
RecordRelativeプロパティは、True の場合、マクロ記録で相対参照が使われています。False の場合、絶対参照が使われています。値の取得のみ可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
次の使用例は、RecordRelative プロパティが False である場合はシート 1 のアクティブ セルの参照を A1 形式で表示し、そうでない場合は、R1C1 形式で表示します。
Worksheets("Sheet1").Activate
If Application.RecordRelative = False Then
MsgBox ActiveCell.Address(ReferenceStyle:=xlA1)
Else
MsgBox ActiveCell.Address(ReferenceStyle:=xlR1C1)
End If
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
IEのデータ収集&自動操作のプログラミング本はこの1冊だけ!IEの起動やポップアップウィンドウ、表示を制御する基本的なコードはもちろん、テキストボックスやラジオボタン、表、ハイパーリンクなどのHTML部品を制御する方法など、自動操作に欠かせないノウハウを丁寧に解説。