VBAのTransitionNavigKeysプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのTransitionNavigKeysプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
TransitionNavigKeysプロパティ
TransitionNavigKeysプロパティは、True の場合、Lotus 1-2-3 形式のキー操作ができるようになります。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
次の使用例は、Lotus 1-2-3 形式のキー操作をサポートする機能の状態を表示します。
If Application.TransitionNavigKeys Then
keyState = "有効"
Else
keyState = "無効"
End If
MsgBox "Lotus 1-2-3 形式のキー操作の状態 : " & keyState
立山 秀利
プログラミング初心者でもわかりやすいExcel VBAの入門書です。本書では、他言語でのプログラミング経験がない初心者でもVBAプログラミングが理解できるよう、重要な機能に焦点をしぼって、VBAのポイントとなるオブジェクトや演算子、条件分岐、ループ、変数、関数などにをやさしく解説しました。「計算ドリル」「販売管理」といったアプリケーションを作りながら、楽しくVBAを学べます。