VBAのUserLibraryPathプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのUserLibraryPathプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
UserLibraryPathプロパティ
UserLibraryPathプロパティは、ユーザーのコンピュータのどこに COM アドインがインストールされているかを返します。値の取得のみ可能です。文字列型 (String) の値を使用します。
次の使用例は、ユーザーのコンピュータで COM アドインがインストールされているディレクトリを特定し、変数 strLibPath にパスの文字列を設定します。
strLibPath = Application.UserLibraryPath
立山 秀利
プログラミング初心者でもわかりやすいExcel VBAの入門書です。本書では、他言語でのプログラミング経験がない初心者でもVBAプログラミングが理解できるよう、重要な機能に焦点をしぼって、VBAのポイントとなるオブジェクトや演算子、条件分岐、ループ、変数、関数などにをやさしく解説しました。「計算ドリル」「販売管理」といったアプリケーションを作りながら、楽しくVBAを学べます。