VBAのWriteReservedプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのWriteReservedプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
目次
WriteReservedプロパティ
WriteReservedプロパティは、True の場合、指定されたブックを書き込み保護 (書き込みパスワードが設定) しています。値の取得のみ可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
このプロパティを設定する場合は SaveAs メソッドを使ってください。
次の使用例は、作業中のブックが書き込み保護されている場合に、書き込みの権限を持っているユーザーの名前を知らせるメッセージを表示します。
With ActiveWorkbook
If .WriteReserved = True Then
MsgBox "このブックを保護しているのは " & .WriteReservedBy & Chr(13) & _
" です。"
End If
End With
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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