VBAのIE(InternetExplorer)制御でEC-CUBEを管理する制御方法について解説しています。
前回2回に分けてEC-CUBE管理画面の自動ログインについて説明してきましたが、今回はエクセルでどのように管理するかについて解説します。
マクロは作成できましたが、どちらから呼び出すかが決まっていません。
ユーザーインターフェースを考えると呼び出す方法としては、フォームを作成するかシート上にコマンドボタンあるいはオートシェイプを利用してマクロを設定する方法がありますが、今回は後者の説明をします。
呼び出しについては、オートシェイプを用いてそちらにマクロを設定していきます。また、「エクセルとIEの位置・サイズを設定する」のサブルーチンを利用して、管理しやすくしていきます。
Sub btnLogin()
Call ecCubeLogin(objIE, Range("eccubeurl"), Range("eccubeid"), Range("eccubepass"))
Call iePosition(objIE, Range("menuwidth"), Range("menulayout"))
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
設定画面では、Webブラウザとエクセルの位置・サイズの設定に必要なエクセル幅とエクセルレイアウトの値を設定しています。
また、名前定義の設定は以下になります。
EC-CUBEのログイン実行には「EC-CUBEログイン」オートシェイプに「btnLoginマクロ」を設定していますので、こちらをクリックすると「ecCubeLoginサブルーチン」でログイン処理を行い、「iePositionサブルーチン」で画面を整理してくれます。
今後も他の機能を追加していき充実させていくと管理で手放せなくなりますので、是非挑戦してみてください。
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近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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