フレーム内の値を自動クリック

今回はフレーム内の値をクリックする方法を解説していきます。

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フレーム処理のマクロ

Sub sample()

  Dim objIE  As InternetExplorer
  Dim objFrame As Object

  'テスト用フレームページを表示
  Call ieView(objIE, "http://www.vba-ie.net/code/test2.html")

  'フレーム情報取得
  Set objFrame = objIE.document.frames

 'button(ボタン)をクリック
  For Each objTag In objFrame("frame1").document.getElementsByTagName("input")

   If InStr(objTag.outerHTML, "ボタンが押されました") > 0 Then

   'buttonボタンクリック
   objTag.Click

   'IEが完全表示されるまで待機
   Call ieCheck(objIE)

   'ループ脱出
   Exit For
            
  End If
 Next

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

テスト用フレームページのソース

<frameset rows="50%,50%">
<frame src="http://www.vba-ie.net/code/test.html" name="frame1">
<frame src="http://www.vba-ie.net/code/ieview2.html" name="frame2">
</frameset>

実行結果

VBAのIE制御でbuttonをクリック

クリックの仕方も「エレメントの基本操作」と同じ方法ですね。
今回は、submitボタンなどの説明を割愛しましたが、フレーム内のクリックも全てのタグに対応するためのサブルーチンを作成していきます。

次回は「フレーム内の値を取得」について解説していきます。

次の記事: VBAでIEのフレーム内の値を取得 >>

Excel VBAでIEを思いのままに操作できるプログラミング術 Excel 2013/2010/2007/2003対応

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VBAのIE制御についてのQ&A掲示板

↑VBAのIE操作で分からない事があればこちらの掲示板よりご質問ください。

ExcelのVBA初心者入門

↑こちらはVBAをマスターできるよう初心者向けのエクセルVBA入門コンテンツになります。

目次

IE操作に便利なツール

こちらでは、これまでに紹介したIE(InternetExplorer)操作で便利な機能をツール化しています。無償でダウンロードできますので、目的に合わせたご利用ください。

IEのメソッド・プロパティ

こちらでは、IE(InternetExplorer)オブジェクトのメソッド・プロパティをまとめています。

IE操作のVBA関数

こちらでは、エクセルVBAのIE(InternetExplorer)操作で利用されたVBA関数をまとめています。

IE操作のステートメント

こちらでは、エクセルVBAのIE(InternetExplorer)操作で利用されたステートメントをまとめています。ExcelのVBAで基本的な部分になりますので、しっかり理解しましょう。

IE制御のVBAコード

こちらでは、これまでに作成したIE(InternetExplorer)操作で役立つサブルーチンをまとめています。
全てをコピーする必要はありませんが、目的に合わせたサブルーチンをご利用ください。