VBAのFileDateTime関数について解説しています。
FileDateTime関数は、VBA関数の中でファイル・フォルダに関する関数に分類される関数です。
FileDateTime関数は、指定したファイルの作成日時または最後に修正した日時を示すバリアント型 (内部処理形式 Date の Variant) の値を返します。
構文 | FileDateTime(pathname) | |
---|---|---|
引数 | 省略 | 説明 |
pathname | × | 引数 pathname には、ファイル名を示す文字列式を指定します。フォルダ名およびドライブ名を含めて指定できます。 |
次の例は、FileDateTime 関数を使って、ファイルが作成または最後に変更された日付と時刻を求めます。表示される日付と時刻の形式は、国別情報の設定によって異なります。
Sub Sample
Dim MyStamp
' TESTFILE が最後に更新された日付は、1993 年 2 月 12 日午後 4 時 35 分 47 秒であると仮定します。
' 国別情報には、"日本/日本語" が設定されているものと仮定します。
MyStamp = FileDateTime("TESTFILE") ' "93/2/12 4:35:47 PM" を返します。
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
関数名 | 内容 |
---|---|
CurDir | 指定したドライブの現在のパスを返します。 |
Dir | 指定したパターンやファイル属性と一致するファイルまたはフォルダの名前を返します。 |
EOF | ファイルの現在位置が末尾かどうかを調べて結果を返します。 |
FileAttr | ファイルから指定した種類の情報を返します。 |
FileDateTime | ファイルの作成日時または最後に修正した日を返します。 |
FileLen | ファイルのサイズを返します。 |
FreeFile | 指定したファイル番号の範囲から、次に使用可能なファイル番号を返します。 |
GetAttr | ファイルまたはフォルダの属性を返します。 |
Loc | 開いているファイルの読込位置または書き込み位置を返します。 |
LOF | 開いているファイルの長さを返します。 |
Seek | 開いているファイルの読込位置または書き込み位置を返します。 |
Tab | 文字の出力位置を移動します。 |
VarType | 変数の内容を示す値を返します。 |
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