IsError関数

IsError関数は、VBA関数の中で配列・エラー関数に分類される関数です。

目次

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IsError関数とは

IsError関数は、式がエラー値かどうかを調べ、結果をブール型 (Boolean) で返します。

構文IsError(expression)
引数省略説明
varname ×引数 expression には、有効な任意の式を指定できます。

エラー値は、CVErr 関数を使用して実数を変換することによって作成されます。IsError 関数は、指定した数式がエラー値であるかどうかを調べるために使います。引数 expression がエラー値である場合は、真 (True) が返されます。そうでない場合は、偽 (False) が返されます。

IsError関数のサンプルコード

次の例は、IsError 関数を使って、数式がエラー値であるかどうかを調べます。ユーザー定義の Function プロシージャの戻り値として、エラー値 (VarType 10) を戻すには、CVErr 関数を使います。この例では、ユーザー定義の Function プロシージャを UserFunction、そのプロシージャの戻り値を CVErr(32767) と仮定します。32767 は、ユーザー定義のエラー番号です。


Sub sample()

Dim ReturnVal, MyCheck
ReturnVal = UserFunction()
MyCheck = IsError(ReturnVal)        ' True を返します。

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

実行結果

解説

配列・エラー関数一覧

関数名内容
Array配列が格納されたバリアント型の値を返します。
CVErr指定したエラー番号をバリアント型の値に変換します。
Error指定したエラー番号に対応するエラーメッセージを返します。
IsArray変数が配列かどうかを調べた結果を返します。
IsError式がエラー値かどうか調べた結果を返します。
LBound指定できる配列のインデックス番号の最小値を返します。
UBound指定できる配列のインデックス番号の最大値を返します。
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