VBAのQBColor関数について解説しています。
QBColor関数は、VBA関数の中でWindows・その他の関数に分類される関数です。
QBColor関数は、指定した色番号に対応する RGB コードを表す長整数型 (Long) の値を返します。
構文 | QBColor(color) | |
---|---|---|
引数 | 省略 | 説明 |
color | × | 引数 color には、0 ~ 15 の範囲の整数を指定します。 |
番号 | 色 | 番号 | 色 |
---|---|---|---|
0 | 黒 | 8 | 灰色 |
1 | 青 | 9 | 明るい青 |
2 | 緑 | 10 | 明るい緑 |
3 | シアン | 11 | 明るいシアン |
4 | 赤 | 12 | 明るい赤 |
5 | マゼンダ | 13 | 明るいマゼンダ |
6 | 黄0 | 14 | 明るい黄 |
7 | 白 | 15 | 明るい白 |
引数 color の各設定値は、他のバージョンの Basic (Microsoft Visual Basic for MS-DOS、Microsoft Basic Compiler など) で使用されている色値に対応しています。返される値は、Microsoft Visual Basic for Applications で使用される RGB システムに対応する赤、緑、および青の値を最下位バイトから並べたものです。
次の例は、QBColor 関数を使って、引数 MyForm として渡されたフォームの BackColor プロパティを引数 ColorCode で示される色に設定します。QBColor 関数は、0 ~ 15 の範囲の整数値を取得します。
Sub ChangeBackColor (ColorCode As Integer, MyForm As Form)
MyForm.BackColor = QBColor(ColorCode)
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
関数名 | 内容 |
---|---|
Command | 起動時に指定されたコマンドラインの引数を返します。 |
CreateObject | ActiveXオブジェクトへの参照を作成して返します。 |
DoEvents | VBAからWindowsにイベントの処理を依頼します。 |
Environ | OSの環境変数に割り当てられた名前を返します。 |
Environ$ | 指定した数番目の環境変数を返します。 |
GetAllSettings | アプリケーションの項目からすべてのキー設定に対応する値リストを返します。 |
GetObject | ファイルから取得したActiveXオブジェクトへの参照を返します。 |
GetSetting | アプリケーションの項目からキー設定値を返します。 |
IMEStatus | MS-IME(日本語入力システム)の現在の状態を返します。 |
QBColor | 指定した番号に対応するRGBコードを返します。 |
RGB | RGBの値を色で指定します。 |
Shell | 指定したプログラムを実行します。 |
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