Sgn関数

Sgn関数は、VBA関数の中で数字・三角関数に分類される関数です。

目次

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Sgn関数とは

Sgn関数は、引数に指定した値の符号をバリアント型 (内部処理形式 Integer の Variant) の値で返す数値演算関数です。

構文Sgn(number)
引数省略説明
number ×引数 number には、任意の数式を指定します。

戻り値

number の値戻り値
number > 01
number = 00
number < 0-1

引数 number の符号により、Sgn 関数の戻り値が決まります。

Sgn関数のサンプルコード

次の例は、Sgn 関数を使って、数値の符号を調べます。


Sub sample()

 Dim MyVar1, MyVar2, MyVar3, MySign
 MyVar1 = 12: MyVar2 = -2.4: MyVar3 = 0
 MySign = Sgn(MyVar1)            ' 1 を返します。
 MySign = Sgn(MyVar2)            ' -1 を返します。
 MySign = Sgn(MyVar3)            ' 0 を返します。

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

実行結果

1
-1
0

解説

数学・三角関数一覧

関数名内容
Abs数値の絶対値を算出します。
Atn数値のアークタンジェントを算出します。
Cos数値のコサインを算出します。
Exp数値の指数関数を算出します。
Fix数値の整数部分を返します。
指定した数値が負の場合は、値を超える最小の負の整数を算出します。
Log自然対数を算出します。
Rnd乱数を算出します。
Sgn数式の符号を値で算出します。
Sin数値のサインを算出します。
Sqr数値の平方根を算出します。
Tan数値のタンジェントを算出します。
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