Year関数

Year関数は、VBA関数の中で日付・時刻関数に分類される関数です。

目次

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Year関数とは

Year関数は、年を表すバリアント型 (内部処理形式 Integer の Variant) の値を返します。

構文Year(date)
引数省略説明
date ×引数 date には、日付を表すバリアント型 (Variant) の値、数式、文字列式、またはこれらを組み合わせた値を指定します。引数 date が有効な値を含まない場合は、Null 値を返します。

Calendar プロパティの設定がグレゴリオ暦の場合、引数 date にはグレゴリオ暦で表される年を指定する必要があります。Calendar プロパティの設定が回教暦の場合、引数 date には回教暦で表される年を指定する必要があります。Calendar プロパティの設定が回教暦の場合、引数 date には 1/1/100 (グレゴリオ暦 Aug 2, 718) ~ 4/3/9666 (グレゴリオ暦 Dec 31, 9999) の範囲の日付を表す数式を指定できます。

Year関数のサンプルコード

次の例は、Year 関数を使って、指定された日付の "年" で表される部分を取得します。開発環境時には、日付リテラルはコード記述時の国別情報で設定されている短い日付の形式で表示されます。


Sub sample()

 Dim MyDate, MyYear
 MyDate = #February 12, 1969#        ' 日付を代入します。
 MyYear = Year(MyDate)            ' MyYear には、1969 が代入されます。

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

実行結果

解説

日付・時刻関数一覧

関数名内容
Date現在のシステム日付を算出します。
DateAdd指定した期間を加えた値を算出します。
DateDiff指定した時間単位で、2つの日付の差を算出します。
DatePart日付の指定した部分を算出します。
DateSerial指定した年月日に対応するバリアント型の値を算出します。
DateValue日付を表すバリアント型の値を算出します。
Day指定した日付から、日を表す1~31までの値を算出します。
Hour指定した時刻から、時間を表す0~23の値を算出します。
Minute指定した時刻から、分を表す0~59の値を算出します。
Month指定した日付から、月を表す1~12までの値を算出します。
Now現在のシステム日付と時刻を算出します。
Second指定した時刻から、秒を表す0~59の値を算出します。
Time現在のシステム時刻を算出します。
Timer午前0時から経過した秒数を算出します。
TimeSerial指定した時分秒をバリアント型の値で算出します。
TimeValue時刻をバリアント型の値で取得します。
Weekday指定した日付の曜日を算出します。
Year指定した日付の年を算出します。
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