VBAのIE(InternetExplorer)オブジェクトのRefresh2メソッドについて解説しています。
Refresh2メソッドはInternet Explorer が現在表示するファイルを再読み込みします。
objIE.Refresh2 (x,y)
構文 | Refresh2( ByRef cx As Integer, ByRef cy As Integer) | |
---|---|---|
引数 | 省略 | 説明 |
cx | × | 整数クライアント領域の幅を指定します。この変数には、ブラウザのウィンドウで必要とさ全幅が含まれています。 |
cy | × | 整数クライアント領域の高さを指定します。この変数には、ブラウザのウィンドウが必要とする完全な高さが含まれています。 |
Sub sample()
Dim objIE As InternetExplorer
'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")
'IE(InternetExplorer)を表示する
objIE.Visible = True
'指定したURLのページを表示する
objIE.Refresh2 "http://www.vba-ie.net/"
'完全にページが表示されるまで待機する
Do While objIE.Busy = True Or objIE.readyState <> 4
DoEvents
Loop
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
「VBAのIE制御」サイトのトップページが表示されます。
Dim objIE As InternetExplorer
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
変数objIEをInternetExplorer型で宣言します。
'IE(InternetExplorer)のオブジェクトを作成する
Set objIE = CreateObject("InternetExplorer.Application")
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
CreateObject関数を利用してIEのオブジェクトを作成します。オブジェクト作成によりプロパティやメソッドを利用することができます。
'IE(InternetExplorer)を表示する
objIE.Visible = True
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
VisibleプロパティにTrueを設定することで、ブラウザを表示させます。
'指定したURLのページを表示する
objIE.Refresh2 "http://www.vba-ie.net/"
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
Refresh2メソッドの第一引数に「http://www.vba-ie.net/」を設定しています。これにより「VBAのIE制御」サイトのトップページが表示されます。
'完全にページが表示されるまで待機する
Do While objIE.Busy = True Or objIE.ReadyState <> 4
DoEvents
Loop
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
こちらは、Webブラウザがページを完全に表示するまで処理をループさせています。これにより、完全にページを読み込むまで次の処理へ進めないようにしています。ちなみにDoEvents関数を設定しているのでは、無限ループに陥った場合に制御を戻しておくためです。
近田 伸矢, 植木 悠二, 上田 寛
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全てをコピーする必要はありませんが、目的に合わせたサブルーチンをご利用ください。