エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したAddメソッド
こちらでは、エクセルVBAのAddメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
Addメソッドは、Collection オブジェクトにメンバを追加します。
構文 | object.Add item, key, before, after | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
object | × | こちらは、必ず指定します。オブジェクトへの参照を表すオブジェクト式を指定します。 |
item | × | こちらは、必ず指定します。コレクションに追加するメンバを表す式を指定します。 |
key | ● | 省略可能です。コレクションの各メンバの処理をするときに、位置を表す数値の代わりに使用できる重複しない文字列を文字列式で指定します。 |
Replace | ● | 省略可能です。コレクションの中の相対的な位置を表す式を指定します。追加対象のメンバは、コレクション内の名前付き引数 before で指定したメンバの前に追加されます。数式を使って指定する場合、名前付き引数 before には 1 からコレクションの Count プロパティの値までの範囲の整数を指定する必要があります。文字列式を使って指定する場合、名前付き引数 before には参照先のメンバをコレクションに追加したときに指定した名前付き引数 key と一致する文字列を指定しなければなりません。なお、名前付き引数 before および名前付き引数 after を同時に指定することはできません。いずれか一方だけ指定できます。 |
after | ● | 省略可能です。コレクションの中の相対的な位置を表す式を指定します。追加対象のメンバは、コレクション内の名前付き引数 after で指定したメンバの後ろに追加されます。数式を使って指定する場合、名前付き引数 after には 1 からコレクションの Count プロパティの値までの範囲の整数を指定する必要があります。文字列式を使って指定する場合、名前付き引数 after には参照先のメンバをコレクションに追加したときに指定した名前付き引数 key と一致する文字列を指定しなければなりません。ただし、名前付き引数 before および名前付き引数 after を同時に指定することはできません。いずれか一方だけ指定できます。 |
引数 before または引数 after が文字列式または数式のどちらの場合も、引数がコレクションの既存のメンバを参照している必要があります。参照していない場合は、エラーが発生します。
また、追加するメンバの名前付き引数 key に、コレクションの既存のメンバの key と重複する値を指定した場合もエラーが発生します。
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