VBAのCanCheckInメソッド

こちらでは、エクセルVBAのCanCheckInメソッドの解説になります。

メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.メソッド名

CanCheckInメソッド

CanCheckInメソッドは、True の場合、指定したブックをサーバーにチェックインできます。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。

キーワード	省略	説明
構文	expression.CanCheckIn
expression	×	必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。

次の使用例は、指定されたブックがチェックインできるかどうか、サーバーを調べます。チェックインできる場合は、ブックを保存して閉じ、サーバーにチェックインします。


Sub CheckInOut(strWkbCheckIn As String)
    '  ブックがチェックインできるか調べます。
    If Workbooks(strWkbCheckIn).CanCheckIn = True Then
        Workbooks(strWkbCheckIn).CheckIn
        MsgBox strWkbCheckIn & " は、チェックインされています。"
    Else
        MsgBox "このファイルは、現在チェックインできません。 " & _
            "後で、やり直してください。"
    End If
End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。