エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したChangeFileAccessメソッド
こちらでは、エクセルVBAのChangeFileAccessメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
ChangeFileAccessメソッドは、ブックのアクセス権を変更します。変更した後で、ディスクから読み込むことが必要な場合があります。
構文 | expression.ChangeFileAccess(Mode, WritePassword, Notify) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
Mode | × | 必ず指定します。XlFileAccess クラスの定数を使用します。アクセス モードを指定します。 |
WritePassword | × | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。ファイルが書き込みを制限していて、引数 Mode が xlReadWrite のときは、書き込みパスワードを指定します。ファイルにパスワードが設定されていないとき、または引数 Mode が xlReadOnly のときは、無視されます。 |
Notify | × | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。True の場合、ファイルにすぐにアクセスできない状態のときに警告メッセージを表示します。既定値は True です。 |
読み取り専用でファイルを開いているときは、排他的アクセスはできません。読み取り専用を書き込み可能に変更した場合は、読み取り専用にしていた間に変更された部分がないことを確認するために、ファイルが改めて読み込まれます。
次の使用例は、作業中のブックを読み取り専用に設定します。
ActiveWorkbook.ChangeFileAccess Mode:=xlReadOnly
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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