エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したCheckAbortメソッド
こちらでは、エクセルVBAのCheckAbortメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
CheckAbortメソッドは、Excel アプリケーションの再計算を停止します。
expression.CheckAbort(KeepAbort)
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
KeepAbort 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。Range については、再計算を行うことができます。
次の使用例は、セル A10 を除いて、Excel アプリケーションでの再計算を停止します。この使用例の結果を得るには、再計算を引き続き行うよう指定されたセルとそれ以外のセルとの違いをユーザーが認識できるようにする他の計算が、Excel アプリケーションに存在している必要があります。
Sub UseCheckAbort()
Dim rngSubtotal As Variant
Set rngSubtotal = Application.Range("A10")
' 指定されたセルを除き、再計算を停止します。
Application.CheckAbort KeepAbort:=rngSubtotal
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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