エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したCheckInメソッド
こちらでは、エクセルVBAのCheckInメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
CheckInメソッドは、ワークブックをローカル コンピュータからサーバーへ返し、ローカル ワークブックを読み取り専用に設定します。その結果、ワークブックをローカルで編集することは不可能になります。このメソッドを呼び出すと、そのワークブックは閉じられます。
構文 | expression.CheckIn(SaveChanges, Comments, MakePublic) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
SaveChanges | × | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。True の場合は、変更内容を保存し、ドキュメントをチェックインします。False の場合は、変更内容を保存せずに、ドキュメントをチェックイン状態に戻します。 |
Comments | × | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。ユーザーが、チェックインするドキュメントの変更履歴に関するチェックイン コメントを入力できるようにします (SaveChanges が True の場合だけ使用できます)。 |
MakePublic | × | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。True の場合は、チェックイン後にユーザーがワークブックを公開できます。これによってワークブックの承認処理が始まり、ワークブックに対する読み取り専用権限を持つユーザーに対して公開されるワークブックのバージョンが最終的に作成されます (SaveChanges が True の場合だけ使用できます)。 |
次の使用例は、指定されたワークブックがチェックインできるかどうか、サーバーを調べます。チェックインできる場合は、そのワークブックを保存して閉じ、サーバーにチェックインします。
Sub CheckInOut(strWkbCheckIn As String)
' ワークブックがチェックインできるかどうかを調べます。
If Workbooks(strWkbCheckIn).CanCheckIn = True Then
Workbooks(strWkbCheckIn).CheckIn
MsgBox strWkbCheckIn & " は、チェックインされました。"
Else
MsgBox "このファイルは、現在チェックインできません。 " & _
"後で、やり直してください。"
End If
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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