エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したClearメソッド
こちらでは、エクセルVBAのClearメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
ChartArea オブジェクト、Legend オブジェクト、Range オブジェクトのClearメソッドは、オブジェクト全体をクリアします。
構文 | expression.Clear | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、上のいずれかのオブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
Clear メソッドを DataTable オブジェクト、または LeaderLines オブジェクトのClearメソッドは、FindFormat プロパティおよび ReplaceFormat プロパティに設定された条件をクリアします。
構文 | expression.Clear | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。CellFormat オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
XPath オブジェクトのClearメソッドは、指定した XPath にマッピングされているセルからのスキーマ マップをクリアします。
構文 | expression.Clear | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。XPath オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
このメソッドでは、指定した XPath にマッピングされているセルからデータをクリアしません。セルからデータをクリアするには、Range オブジェクトの Clear メソッドを使用します。
指定した XPath が XML リスト内でマッピングされている場合、スキーマ マップは削除されますが、リストはワークシートから削除されません。
次の使用例は、シート 1 のセル範囲 A1:G37 をクリアします。
Worksheets("Sheet1").Range("A1:G37").Clear
次の使用例は、グラフ 1 のグラフ エリアのデータと書式設定をクリアします。
Charts("Chart1").ChartArea.Clear
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