エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したCutメソッド
こちらでは、エクセルVBAのCutメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
Cutメソッドは、指定されたオブジェクトを切り取り、クリップボードに保存または貼り付けます。
構文 | expression.Cut(Destination) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
expression | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。Range オブジェクトにだけ使用できます。オブジェクトの貼り付け先の領域を指定します。この引数を省略すると、オブジェクトはクリップボードに保存されます。 |
セル範囲を切り取るときは、連続しているセルを対象とする必要があります。
対象がグラフのときは、埋め込みグラフのみを切り取ることができます。
次の使用例は、シート 1 のセル範囲 A1:G37 を切り取り、クリップボードに保存します。
Worksheets("Sheet1").Range("A1:G37").Cut
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