エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したLinkInfoメソッド
こちらでは、エクセルVBAのLinkInfoメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
LinkInfoメソッドは、リンクの日付と更新の状態を返します。バリアント型 (Variant) の値を使用します。
構文 | expression.LinkInfo(Name, LinkInfo, Type, EditionRef) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
Name | × | 省略可能です。文字列型 (String) の値を使用します。 |
LinkInfo | × | 必ず指定します。XlLinkInfo クラスの定数を使用します。リンクに関する情報の種類を指定します。 |
Type | × | 省略可能です。XlLinkInfoType クラスの定数を使用します。リンクの種類を指定します。 |
EditionRef | × | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。発行物によるリンクの場合、この引数は発行物に対する参照を示す R1C1 形式の文字列を指定します。ブックに同名の発行側または引用側が複数あるときは、この引数を必ず指定します。 |
次の使用例は、リンクを自動的に更新するようになっている場合はメッセージを表示します。
If ActiveWorkbook.LinkInfo( _
"Word.Document|Document1!'!DDE_LINK1", xlUpdateState, _
xlOLELinks) = 1 Then
MsgBox "リンクが自動的に更新されます。"
End If
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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