エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したMoveメソッド
こちらでは、エクセルVBAのMoveメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
Moveメソッドは、シートをブック内のほかの場所に移動します。
構文 | expression.Move(Before, After) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | こちらは、必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。 |
Before | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。移動したシートを特定のシートの直前の位置に挿入するときに、そのシートを指定します。ただし、引数 Before を指定すると、引数 After を指定することはできません。 |
After | ● | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。移動したシートを特定のシートの直後の位置に挿入するときに、そのシートを指定します。ただし、引数 After を指定すると、引数 Before を指定することはできません。 |
引数 Before と引数 After を共に省略した場合は、新規ブックが自動的に作成され、シートはそのブック内に移動します。
次の使用例は、作業中のブックのシート 1 をシート 3 の後に移動します。
Worksheets("Sheet1").Move _
after:=Worksheets("Sheet3")
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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