エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したOnUndoメソッド
こちらでは、エクセルVBAのOnUndoメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
OnUndoメソッドは、[編集] メニューの [元に戻す] に表示するメニュー項目名や、クリックしたときに実行されるプロシージャ名を設定します。
expression.OnUndo(Text, Procedure)
expression 必ず指定します。Application オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
Text 必ず指定します。文字列型 (String) の値を使用します。[編集] メニューの [元に戻す] に表示するメニュー項目を指定します。
Procedure 必ず指定します。文字列型 (String) の値を使用します。[編集] メニューの [元に戻す] をクリックしたときに実行されるプロシージャの名前を指定します。
プロシージャ内で、OnUndo メソッドによるプロシージャの指定が行われなかった場合、[編集] メニューの [元に戻す] コマンドは使うことができなくなります。
[編集] メニューの [繰り返し] または [元に戻す] で実行されるプロシージャの設定は、プロシージャの最後に記述するようにしてください。中間部に記述すると、その後のコードの実行によって、設定が変更されてしまう場合があります。
次の使用例は、[編集] メニューの [繰り返し] や [元に戻す] で実行されるプロシージャを設定します。
Application.OnRepeat "プロシージャの繰り返し", _
"Book1.xls!My_Repeat_Sub"
Application.OnUndo "プロシージャを元に戻す", _
"Book1.xls!My_Undo_Sub"
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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