エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したUnprotectSharingメソッド
こちらでは、エクセルVBAのUnprotectSharingメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
UnprotectSharingメソッドは、共有保護を解除し、ブックを保存します。
構文 | expression.UnprotectSharing(SharingPassword) | |
---|---|---|
キーワード | 省略 | 説明 |
expression | × | 必ず指定します。Workbook オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。 |
SharingPassword | × | 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。ブックのパスワードを指定します。 |
パスワードには、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた複雑なものを使用してください。これらの文字を混在させたものになっていないパスワードは強固とはいえません。たとえば、House27 は Y6dh!et5 に比べ、推測されやすいパスワードといえます。また、高い安全性を保ちながらも、書き留めておかなくても覚えておくことができるパスワードを使用してください。
次の使用例は、共有保護を解除し、作業中のブックを保存します。
ActiveWorkbook.UnprotectSharing
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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