エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したWaitメソッド
こちらでは、エクセルVBAのWaitメソッドの解説になります。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
Waitメソッドは、実行中のマクロを指定の時刻まで停止します。指定の時間に達した場合、True を返します。
Wait メソッドは、Excel のすべての動作を停止させますが、印刷や再計算などのバックグラウンド処理は続行されます。
expression.Wait(Time)
expression 必ず指定します。Application オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
Time 必ず指定します。バリアント型 (Variant) の値を使用します。マクロを再開する時刻を Excel の日付の書式で指定します。
次の使用例は、実行中のマクロを当日の午後 6 時 23 分まで停止します。
Application.Wait "18:23:00"
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
次の使用例は、実行中のマクロを約 10 秒間停止します。
newHour = Hour(Now())
newMinute = Minute(Now())
newSecond = Second(Now()) + 10
waitTime = TimeSerial(newHour, newMinute, newSecond)
Application.Wait waitTime
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
次の使用例は、10 秒を過ぎるとメッセージを表示します。
If Application.Wait(Now + TimeValue("0:00:10")) Then
MsgBox "時間が過ぎました。"
End If
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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