エクセルVBAのDialogオブジェクトについて解説しています。
Dialogオブジェクトについての解説になります。
Dialogオブジェクトは、Excel の組み込みダイアログ ボックスを表します。Dialog オブジェクトは、Dialogs コレクションのメンバーです。Dialogs コレクションには、Excel のすべての組み込みダイアログ ボックスが含まれています。組み込みダイアログ ボックスを新しく作成したり、コレクションに追加したりすることはできません。通常、Dialog オブジェクトを使用するのは、ダイアログ ボックスを表示するために Show メソッドと組み合わせて使うときだけです。
単体の Dialog オブジェクトを取得するには、Dialogs(index) プロパティを使用します。引数 index には、そのダイアログ ボックスを特定する組み込み定数を指定します。次の使用例は、組み込みの [ファイルを開く] ダイアログ ボックス ([ファイル] - [開く]) を表示します。ファイルを正常に開くことができた場合、Show メソッドは True を返し、ユーザーがダイアログ ボックスをキャンセルした場合は、False を返します。
dlgAnswer = Application.Dialogs(xlDialogOpen).Show
Excel の Visual Basic オブジェクト ライブラリには、組み込みダイアログ ボックスに対応する定数が多数含まれています。各定数の名前は、"xlDialog" という文字列の後に英語のダイアログ ボックス名を付けたものです。たとえば、[名前の引用] ダイアログ ボックスの定数は xlDialogApplyNames で、[ページ設定] ダイアログ ボックスの定数は xlDialogPageSetup です。これらの定数は、XlBuiltinDialog クラスのいずれかです。
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