エクセルVBAのStyleオブジェクトについて解説しています。
Styleオブジェクトについての解説になります。
Styleオブジェクトは、セル範囲のスタイル全体を表します。Style オブジェクトには、フォント、数値の表示形式、配置などのすべてのスタイル属性がプロパティとして含まれています。標準、通貨、パーセントなどの組み込みスタイルがあります。多くのセルで複数の書式のプロパティを同時に変更するには、Style オブジェクトを使う方が効率よく便利です。
Workbook オブジェクトを対象にした場合、Style オブジェクトは Styles コレクションのメンバーです。Styles コレクションには、ブックで設定されているすべてのスタイルが含まれています。
Style オブジェクトを取得するには、Style プロパティと Range オブジェクトを使用します。次の使用例は、の使用例は、シート 1 のセル範囲 A1:A10 にパーセント スタイルを適用します。
Worksheets("Sheet1").Range("A1:A10").Style = "Percent"
セルに適用されているスタイルのプロパティを変更すると、そのセルの表示形式を変更できます。しかし、スタイルのプロパティを変更すると、そのスタイルで既に書式設定されている他のセルにも影響するので、注意が必要です。
ブックの Styles コレクションから Style オブジェクトを取得するには、Styles(index) プロパティを使用します。引数 index には、スタイルのインデックス番号または名前を指定します。次の使用例は、Bold プロパティを設定して、標準スタイルを変更します。
ActiveWorkbook.Styles("Normal").Font.Bold = True
スタイルはスタイル名で並び替えられます。スタイルのインデックス番号は、並び替えられたスタイル名の一覧でのスタイルの並び順に対応します。Styles(1) は一覧の最初のスタイルで、Styles(Styles.Count) は一覧の最後のスタイルです。
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