エクセルVBAのSetBackgroundPictureメソッドでシートの背景を変更する方法について解説しています。
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こちらでは、SheetsコレクションオブジェクトのSetBackgroundPictureメソッドを利用して、Excelのシートの背景を設定する方法について解説しています。
メソッドとは、オブジェクトを操作する命令文のことでオブジェクトの動作になります。 メソッドを利用するにはオブジェクト名とメソッド名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.メソッド名
こちらでは、SheetsコレクションオブジェクトのSetBackgroundPictureメソッドを利用して、Excelのシートの背景を設定する方法について解説しています。
SheetsコレクションオブジェクトのSetBackgroundPictureメソッドはワークシートまたはグラフの背景のグラフィックスを設定します。
今回のVBAコードはSetBackgroundPictureメソッドを利用してExcelのシートの背景を設定するマクロになります。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").SetBackgroundPicture "C:\sample.jpg"
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
「Sheet1」シートの背景が指定した画像で設定されます。
sampleプロシージャのSubステートメントに引数は設定されていません。Sheetsコレクションオブジェクトには「Sheet1」シートが設定されています。SheetsコレクションオブジェクトのSetBackgroundPictureメソッドの引数FileNameに「C:\sample.jpg」のような画像ファイルのアドレスが設定されていますので、これにより指定した画像がシートの背景に設置されます。そして、最後はEndステートメントを利用してsampleプロシージャを終了させます。
また、一度設置した背景を元に戻したい場合は以下のように引数FileNameに「vbNullString」を設定すると元に戻りますので、確認してください。
Sub sample()
Sheets("Sheet1").SetBackgroundPicture vbNullString
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
今回は、SheetsコレクションオブジェクトのSetBackgroundPictureメソッドを利用して、Excelのシートの背景を設定する方法について解説しました。次回は、エクセルVBAでExcelシートを印刷する方法について解説します。
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