エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したCodeNameプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのCodeNameプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
CodeNameプロパティは、オブジェクトのコード名を返します。値の取得のみ可能です。文字列型 (String) の値を使用します。
オブジェクトのコード名はオブジェクトを表すオブジェクト式の代わりに使用できます。たとえば、ワークシートのコード名が "Sheet1" である場合、次の式は同じです。
Worksheets(1).Range("a1")
Sheet1.Range("a1")
シート名とコード名は異なる場合もあります。シートの作成時は、シート名とコード名は同じです。しかし、シート名を変更してもコード名は変更されません。また、Visual Basic Editor の [プロパティ] ウィンドウでコード名を変更してもシート名は変更されません。
使用例
次の使用例は、ワークシート 1 のコード名を表示します。
MsgBox Worksheets(1).CodeName
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