エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したColorsプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのColorsプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
Colorsプロパティは、ブックのカラー パレットを設定します。パレットには、56 のカラー インデックスがあり、各色は RGB 値で表されます。値の取得および設定が可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。
expression.Colors(Index)
expression 必ず指定します。Workbook オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
Index 省略可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。カラー インデックス番号 (1 ~ 56) を指定します。この引数を省略すると、プロパティはパレットの 56 色をすべて含む配列を取得します。
使用例
次の使用例は、Book2.xls のカラー パレットと同じになるように作業中のブックを設定します。
ActiveWorkbook.Colors = Workbooks("BOOK2.XLS").Colors
次の使用例は、作業中のブックにカラー パレットのカラー番号 5 を設定します。
ActiveWorkbook.Colors(5) = RGB(255, 0, 0)
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