エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したCursorプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのCursorプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
Cursorプロパティは、Excel のマウス ポインタの形状を設定します。値の取得および設定が可能です。XlMousePointer クラスの定数を使用します。
expression.Cursor
expression 必ず指定します。対象となるオブジェクトへの参照を返すオブジェクト式を指定します。
マクロの実行が終了しても、Cursor プロパティは自動的にリセットされません。マクロの実行終了前に、ポインタの設定を xlDefault に戻すようにしてください。
次の使用例は、マウス ポインタの形状を I 字型に変更し、しばらく間をおいて、再び標準のポインタに戻します。
Sub ChangeCursor()
Application.Cursor = xlIBeam
For x = 1 To 1000
For y = 1 to 1000
Next y
Next x
Application.Cursor = xlDefault
End Sub
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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