エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したDisplayAlertsプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのDisplayAlertsプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
CellFormat オブジェクトのDisplayAlertsプロパティは、True の場合、マクロの実行中に特定の警告やメッセージを表示します。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。
このプロパティの既定値は True です。マクロの実行中に、ユーザーに入力を促すメッセージや警告メッセージを表示させないようにするには、このプロパティに False を設定してください。このプロパティを False に指定した場合、クロス プロセス コードの実行中以外は、コードの終了時に自動的に True に変更されます。ブックを変更し SaveAs メソッドで既存のファイルを上書きする場合、上書きの警告メッセージは既定値では表示されません。DisplayAlerts プロパティが True に設定されている場合に表示されます。
次の使用例は、Book1.xls ブックを閉じますが、変更の保存を確認するメッセージを表示しません。Book1.xls の内容の変更は保存されません。
Application.DisplayAlerts = False
Workbooks("BOOK1.XLS").Close
Application.DisplayAlerts = True
次の使用例は、実行中でないアプリケーションへの DDE チャネルを開こうとしたときのメッセージを表示しないようにします。
Application.DisplayAlerts = False
channelNumber = Application.DDEInitiate( _
app:="WinWord", _
topic:="C:\WINWORD\FORMLETR.DOC")
Application.DisplayAlerts = True
Application.DDEExecute channelNumber, "[FILEPRINT]"
Application.DDETerminate channelNumber
Application.DisplayAlerts = True
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