VBAのEnableAutoRecoverプロパティ

こちらでは、エクセルVBAのEnableAutoRecoverプロパティの解説になります。

プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。

オブジェクト名.プロパティ名

また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。

オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値

目次

EnableAutoRecoverプロパティ

EnableAutoRecoverプロパティは、一定の時間間隔で、すべての形式の変更されたファイルを保存します。Excel が操作に失敗した場合、システムが操作に失敗した場合、またはシステムが予期せずに終了して変更ファイルを保存できなかった場合に、バックアップ ファイルが開かれて、ユーザーは失われた可能性のある変更を保存することができます。ユーザーが Excel を起動し直したときに、作業途中だったファイルを回復するオプションを選択することができます。このプロパティを True (既定値) に設定すると、この機能が有効になります。値の取得および設定が可能です。ブール型 (Boolean) の値を使用します。

expression.EnableAutoRecover
expression 必ず指定します。対象となる Workbook オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
次の使用例は、自動回復機能の設定をチェックし、有効でない場合は有効に設定して、通知します。


Sub UseAutoRecover()

    ' 機能が有効かどうかチェックし、有効でなければ有効にします。
    If ActiveWorkbook.EnableAutoRecover = False Then
        ActiveWorkbook.EnableAutoRecover = True
        MsgBox "自動回復機能が有効になりました。"
    Else
        MsgBox "自動回復機能は既に有効になっています。"
    End If

End Sub

※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。

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VBAのステートメント

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したステートメントをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのオブジェクト

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのプロパティ

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのプロパティをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのメソッド

こちらでは、エクセルVBAの事例で利用したオブジェクトのメソッドをまとめたものです。ExcelのVBAには様々な機能が用意されていますので一度ご確認ください。

VBAのイベント

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