エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したInternationalプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのInternationalプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
Internationalプロパティは、現在の国/地域のプロパティに関する情報を返します。値の取得のみ可能です。バリアント型 (Variant) の値を使用します。
expression 必ず指定します。Application オブジェクトを返すオブジェクト式を指定します。
Index 必ず指定します。長整数型 (Long) の値を使用します。返す情報を表す値を指定します。使用できる定数は、次に示す XlApplicationInternational クラスのいずれかです。
選択またはインストールされている言語の設定 (たとえば、日本語) によっては、使用する言語や地理上の位置が異なるため、上記に示される記号、区切り文字、および通貨の書式が使用できない場合があります。
次の使用例は、現在の地域設定のうち、小数点記号の設定を表示します。
MsgBox "現在の小数点記号: " & _
Application.International(xlDecimalSeparator)
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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