エクセルVBAのIE(InternetExplorer)制御に利用したODBCErrorsプロパティ
こちらでは、エクセルVBAのODBCErrorsプロパティの解説になります。
プロパティとはオブジェクトの属性を指します。属性とは、そのオブジェクトの情報そのものです。プロパティはその値を取得したり、設定することもできます。プロパティを利用するにはオブジェクト名とプロパティ名の間に「.(ピリオド)」で結んで記述します。
オブジェクト名.プロパティ名
また、プロパティを設定する場合は以下のように「=(イコール)」を記述し設定値を代入します。
オブジェクト名.プロパティ名 = 設定値
ODBCErrorsプロパティは、最新のクエリ テーブルまたはピボットテーブル レポートの操作で発生したすべての ODBC エラーを含む ODBCErrors コレクションを返します。値の取得のみ可能です。
同時に複数のクエリを実行する場合、ODBCErrors コレクションには、最後に終了したクエリの ODBC エラーが含まれます。
次の使用例は、クエリ テーブル 1 を更新し、発生した ODBC エラーを表示します。
With Worksheets(1).QueryTables(1)
.Refresh
Set errs = Application.ODBCErrors
If errs.Count > 0 Then
Set r = .Destination.Cells(1)
r.Value = "発生したエラー : "
c = 0
For Each er In errs
c = c + 1
r.offset(c, 0).value = er.ErrorString
r.offset(c, 1).value = er.SqlState
Next
Else
MsgBox "クエリ完了 : すべてのレコードが返されました。"
End If
End With
※ドラッグ(スワイプ)すると全体を確認できます。
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